ハナのブレインヨガの日記 その3

  • 母への気持ち💞💞💞

「来月、母さんが手術をすることになったわ。」

突然の姉からの電話だった。ここ数年、股関節が急に動きにくくなり、

杖をついて、足を引きずるように歩いていた母。

今朝、とうとう起き上がれなくなり、病院で検査を受けた。

来月には手術、その後の長いリハビリ。退院後も介護が必要となるだろう。

母は若い頃から、自分の趣味に生きる人だった。

幼い頃 遊んでもらった記憶はほとんどない。

私はずっと、母の愛に飢えていたように思う。そして、多分、今も。

思春期は、寂しさからよく反発したっけ…。

 

「話を聞いて欲しいときに、こっちを向いてくれなかった。💧

抱きしめて欲しいときに、側にいてくれなかった。

なのに、なぜ私ばかり時間を使わないといけないの?」

私も子どもを授かって、子育ての苦労はよく分かっていたはずなのに…

母の介護を目の前にして、心は鉛のように重くなった。

「今日の調子は、どうですか?」

スタジオでは毎回、先生がそれぞれの体調を聞いてくださる。

「胸が少し苦しいです。」と正直に言ってみる。

「頭ばかり使うから、しんどくなるのね。

それじゃあ、今日は体をたくさん使っていきましょう。」

 

いつもの通り、お腹をトントンたたいたり、膨らませたりへこませたりして、準備体操をしていく。

一人では、決して続けられない単純なこの動作も、スタジオの仲間と輪になって行うと、やる気が出てくるから不思議。最近は、この準備体操だけで、頬を汗が伝うようになった。

 

参加者の体調に合わせて、その日のブレイン体操が選ばれる。

今日は、私のために、胸の詰まりを解く体操も組み込んでくださった。

あらかじめ決められたものではなく、個人個人に寄り添って組まれていくプログラム。そんなきめ細やかさも、気に入っている。

 

通い始めて3週間。美しい音楽とスタジオの神聖な空気の中で、随分と集中して瞑想ができるようになった。

汚れたエネルギーを吐き出した私に、美しいエネルギーが体いっぱいに入ってくる。

 

まだぎこちないけれど、先生の言葉に導かれて、

体を揺らし腕を自由に動かすと、今日は目の前に青くて美しい地球が広がった。

 

この美しい地球に、私は選ばれて生まれてきたの。

そして母なる大地の限りない愛を受けて、今を生きている。

 

そう、私は、こんなにも大きな愛で包まれていたんだ。

すると、今まで感じたことのない、湧き上がるような熱い思いで胸が一杯になった。

 

目を開けた。目の前が明るい。そして私の心も。

 

「今日はどうでしたか?」

先生の問いかけに、朝からの苦しかった思い、そして今、トレーニングを終えて、温かな思いが溢れ、私が母を包んであげたい気持ちになったと夢中で話していた。

パチパチパチ…スタジオから拍手が起こった。

周りを見渡すと、そこには先生と仲間のやさしい笑顔があった。

 

今、私は、母と過ごす日々を楽しみにしている。

 

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